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2025/04/09

【ミシマノリノベ】キッチン設置しました。僕たちがお客様に『求められる要素とは?』

内装工事が終わり、キッチンを設置すると、こんな感じになりました。

LIXILさんのキッチンですが、セラミックトップの『バサルトブラック』の質感が、モールテックスの質感ととても相性が良いですね。

ただ、このセラミックトップにこだわった結果、かなり高額なキッチンとなってしまった事は、後述します。

今回のキッチンは、シンクとコンロを別々に配置する『Ⅱ型』としました。

それは、食器棚などを置かないから実現出来ました。

Ⅱ型のキッチン?と思われる方もみえますよね。

こんな配置をⅡ型というみたいです。

これが、Ⅱ型です。

先述した、セラミックトップにこだわると、何故高額になるのか?です。

それは。。。

そもそもセラミックトップは高級グレードしか選べないからというのが一つ。

そして、今回の現場では、画像でも分かる通り、コンロが設置されてる列の長さ4.5mのキッチンも全てセラミックトップにしたからです。

こちらのキッチンは、食器棚も家電収納庫も無く、全てⅡ型キッチンで補ってます。

だから、高くなりました。

そんなに費用を掛ける必要無いやん!

という方もみえると思います。

しかし、何処にこだわり、何処にお金を掛けるのかは、お客様の意向でしか決められません。

その要望に応えられる『知識と経験』が、僕たち建築家や施工業者には、欠かせない要素だと思ってます。

例えば、お客様が

『ここにはこだわりたいので、お金が掛かっても良いです♪』

と言ってくれてるのに、

『それは高いですよ。こうすると安くなりますよ。』

という業者さんが居たとします。

それって、やった事が無いからやりたく無いとか、予算が高くなるけど大丈夫?という、業者側の都合で言ってるとしか思えないんですよね。

お客様が、『何を大切にして、何にこだわってるか?』を見極め、こだわってる事に費用が掛かるなら、こだわってない部分を安価な物に提案するなど、対応策はあります。

ただ、それをするには、業者側の知識と経験が必須ですが。

さて、現場の話に戻します。

オープンキッチンで、しかもお客様が(男性)が料理をする為の今回のリノベーション。そして、デザインコンセプトである『料理とコーヒーが映える家』の通り、バリスタさんも居る。

固くなりそうな空間に、ほっと一息つける素材が欲しい。それも、空間意匠性の高い物。

それが、『埋込段違い棚』です。

その画像はこちらです。

設置高さや、お互いの棚をどれだけ被せるかなど、この2枚の棚の配置に、結構時間を費やしました。

実際に、生活して使ってる画像はこちらです。

今回のリノベーションに合う様に購入して頂いたパーツが、より空間をおしゃれにしてますよね。

最後に、最近流行りのフロートのTVボードも設置した画像です。

こちらの空間は、元々は押入れでした。

この押入れです。

奥行きがあり過ぎたので、わざわざ奥の壁に更に下地を組んで、奥行きを縮めてます。

これも、設計者の感覚なので、なんとも言えませんが、僕は「僕だったらこの家に住みたい!』って思える設計デザインをする様に心掛けてます。

次回は、最終仕上げです。

今回は、LDKの他にも浴室と洗面脱衣室もリノベーションしました。

浴室と洗面脱衣室、リノベーション全体に対する僕のこだわりを語ります。

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