【ミシマノテンポ】だって、どうしても拘りたかったんやもん
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株式会社三島工務店/一級建築士事務所m studio 【岐阜|瑞穂市】新築:平屋:注文住宅:自然素材(@mishima_koumuten) • Instagram写真と動画
拘るって大切だと思います。例え、職人さんを悩ませたとしてもです。
今回の工事は、元々あるスペースを飲食店にする工事です。
店内に入って最初の空間、しかもレジカウンターが来る面に、分電盤や既存の鉄扉があります。
この色が気になる。。。。。
この面は、デザイン的にもアクセント面にしたかったので、濃い目のクロスを選定していました。
このクロスに、この分電盤と鉄扉の色は、全く合わない。
そこで、
『塗ってしまおう♪』
と、なりました。
なりましたと書いてますが、お客さんには相談していなくて、僕の独断です(笑)
塗るとしても、指定した色をそのままちゃんと塗ると、クロスの雰囲気とは合わない。
そこで、塗装屋さんに、
『かすれた感じで塗りたい!』
と伝えました。
でも、その仕上がり感は僕の頭の中にしかないので、塗装屋さんを悩ませてしまいました(笑)
そこで、ローラーで塗るという事だったので、ローラーを借りて、僕が試し塗りをしてみました。
ローラーに付いた塗料を極力メッシュで落とし、かすかすの状態で塗ってみたら、これだ!っていきなり答えが出てしまいました♪
塗装屋さんも、『きれいに塗らないで』という変な依頼を快く受け入れてくれ、あえて斑(むら)を作る様に苦労して塗ってくれました。
お陰で、満足度の高い塗装になりました!
今回のデザインのベースである『コンクリート・左官系素材』と、『少しレトロな食堂』というコンセプトにピッタリです(^^)/
これで、良くなった事がわからなくても、クロスを貼った後の画像なら、デザイン性が格段に良くなった事が分かると思いますよ。
それがこちら ↓
如何ですか?
最初の塗装をしない状態でクロスを貼るより、格段にデザイン性が上がってると思いませんか?(^^♪
大切な事は、
『仕上げの色の取り合わせなどを、その前工程で如何に想像して業者さんに指示を出せるか?!』
です。
クロスを貼ってしまった後からであれば、誰でも分電盤と鉄扉の色が合わない事は気付きます。
でも、それでは現場は後戻りばかりになってしまいます。若しくは、費用の事もあるので、そのまま仕上げてしまうのか。
工程的に後戻り出来ない事もあります。
毎日の現場管理の日常で、その後に起こるであろう事に気付く力と、気付いた時点で行動を起こす事が、僕たちには求められると思います。
塗装工事が終わり、黒いラインがくっきりと現れました。
この黒いラインがクロスを貼る事により、存在感とデザイン性を上げてくれますよ♪
次回は、クロス工事が完了しました に付いてになります。
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