経年趣化とは。個人的な言葉のこだわり
経年劣化
よく聞く言葉です。
では、経年劣化の対義語は?
検索でよく出てくるのは、『経年美化』です。
でも、僕の感覚だと、???となっていまいます。
だって、年月が経つにつれ、美しく(きれいに)なっている訳ではないから。
僕の感覚だと、
年月が経つにつれ、『趣が増す』
が、一番しっくり来ます。

例えば画像だと、
跳ね出しコンクリートデッキの仕上げ素材はモルタルと、小石の洗い出し
踏み石は大谷石
です。
勿論、造った直後は、雨の濡れ跡・欠け・割れ・染みも無く、きれいでした。
大谷石も、もっと形が整っていて、角はもっとピン角でした。
それが、10年の歳月を経たからこその濡れ跡・欠け・割れ・染みが現れてくれます。
この症状は、美化ではないですよね。
年月を経る事による変化であり、それが日本人が美しいと感じる『侘び寂び』に通じるのではないでしょうか。
それを言葉としてまとめると、僕は『経年趣化』がしっくりきます。
画像は、雨の日に撮影しました。
モルタルや大谷石などが経年趣化したのに加え、雨に濡れているというスパイスが、この画像の趣きを一層深めてくれています。
勿論、建築素材でいえば、多くの素材が経年劣化します。
そんな中でも、僕がデザイン設計する住まいには、経年趣化を感じられる要素を入れ込んでいきたいなぁと思います。
そんな事を考えながら、自らデザイン設計した住まいを、現場監理しています。
そして、こんな僕の考えに共感して頂けるお客さまと繋がれればうれしいです。
それも、年にたった数組のお客様で良いのです。
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