2022/12/03
本田の平屋 全長10m超えのケラバパネル
本田の平屋は床が出来たので、建て方時に乗せる『ケラバパネル』を組み立てました。
ケラバパネルとは、2×4工法で作る『ケラバのパネル』です。(ゲーブルとも言います)
ケラバとは、切り妻屋根の横の出っ張っている部分の事です。
『在来工法なのに、何で2×4工法の屋根の作りにするのか?』
それは、軒の出を1,350mmと深くしつつ、屋根の厚みを極力小さくしたいからです(^^)
軒の出を深くするだけなら、在来工法の作り方でも大きな屋根垂木を使えば可能です。
ただし、在来工法では『母屋』と呼ばれる部材の上に、大きな屋根垂木が乗るので、屋根の厚みがかなり大きくなってしまいます。
大きな屋根垂木を使いながら、それでも屋根の厚みを出来る限り小さくする為には、2×4工法の屋根の作り方が最適なんです。
(説明しても伝わらないこだわりなんだろうなぁとは思ってますが。)
今回の変則勾配の屋根に使う南面のケラバパネルの長さは10.55mです。
その姿がこちらです。
勿論、この長さを1枚で作れないので、3つのパーツに分かれます。
本田の平屋は、6日が上棟です。
どんな屋根になるのか楽しみです♪