リノベーション(岐阜県不破郡)
男性の料理人とバリスタの為のリノベーション

今回は、初めてのリノベーションの施工事例となります。
お客さまとのヒアリングで、先ずは
『どういうコンセプトでデザイン設計をするか』
を決めます。
そして決めたコンセプトは、
【料理と珈琲が映える家】
です。
先ずは、メインキッチンとリビングのBeforeAfterをご覧ください。


こちらは、今回のメインとなるダイニングキッチンのBeforeAfterです。
昔は一般的に建てられていた、外壁面へ設置されたキッチンと、食卓テーブルが置ける作りになっていました。
それを、食事をするタイミングがバラバラで、テーブルを使って一緒に食事をする必要が無いという事でしたので、ペニンシュラキッチンを採用。
その代わりに、料理をするスペースを最大にしました。
細かいこだわりはありますが、大きなこだわりは、
『黒い縦と横のラインを印象的に配置したい』
でした。
しかも、その素材をモールテックスでコンクリートチックに仕上げました。
こだわりを書くと、キリがなくなるので次のBeforeAfterです。
元々は真壁和室の居間でしたが、お金が掛かる外壁の変更を極力抑えてデザインしました。


同じ角度の画像が無かったのですが、元々のイメージは分かるかと思います。
掃き出しサッシを変えるとなると、外壁も触る必要があり、金額は高くなります。
だから、そこは触らずに枠からのみ変えました。
この左に写っている元々押入だった部分は、こう変わりました。


壁掛TVにフロートのAVボードの配置にしました。
ただ、元々は奥行が3尺だったのですが、それでは奥行があり過ぎます。
だから、奥の壁を手前にふかしました。
after画像の左に写っているのはロールスクリーンです。
こちらには、玄関に通じるドアがありましたが、そのドアそのものは変えない予定でしたので、ロールスクリーンで隠しています。
今回のリノベーションでは、『食堂と居間、お風呂と脱衣室とトイレ』をデザインさせて頂きました。
その他としては、窓リノベの補助金を利用して、建物全てのサッシに内窓を設置させて頂きました。
メインであるLDKとの統一感を出したかったので、UBと洗面脱衣は、この様なカラーと商品で提案。


キッチンはこう!リビングはこう!UBはこう!
と、同じ家であるにも関わらず、コンセプトを変えてしまう現場やInstagramの投稿をよく見かけます。
しかし、それでは単体で見たらカッコ良くても、全体で見たらまとまりが無い家になってしまいます。
例え、それがお客さまの要望だとしても、デザイン設計者として全力で止めるべきだと思っています。
だって、その家に来たお客さんの友達から、
『なんでこんな配色にしたの?』
って言われたら、お客さんが可哀想だと思うからです。
その他の施工画像はこんな感じです。

縦型ブラインドから入ってくる光と影が好きです。

ワンちゃんも気持ちよさそう♪

飾り棚に、おしゃれな小物を置いてもらえました!

最近の僕の中での流行は、ダウンライト本体の色をわざとブラックにし、存在感を上げる事です。
フロートのAVボードは『パモウナ』を採用しました。
そして、撮影時にコンセプトである
『料理と珈琲が映える家』
を実践して頂きました♪








美味しくお呼ばれさせて頂いたのは、言うまでも無いですよね。
今回の家は、本当に素晴らしい材料を使った和風建築でした。
大黒や小黒の通し柱、鴨居桁、組子の建具など、最初に伺った時は、そちらに見惚れてしまったのです。
でも、その造りは今の人には合わないのも事実です。
その差を、現代の商品を採用し、デザインし、設計施工する事により、次世代へと受け継いで頂けた事を、とても嬉しく思っています。
昔ながらの家でも、やりようによっては、こんな感じで珈琲を飲める住まいにする事が出来ます。











